[DysT] DystopiaGround
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Created: 2014-06-06
Rank
32
Score
880,219
Skill
477
K/D
1.940
Time
304h 57m
昔々の話。海をのぞく地球上の大地は「パンゲア大陸」と呼ばれる一つの巨大なる超大陸であり、またその3分の1は「ワーズペリア皇国」と呼ばれる一つの巨大国家として栄華を極めていた。
この世界には古来から人間族の他に魔族と呼ばれる種族が存在した。魔族と言ってもそれは古くからの血統の問題だけであり、確かに血の気の多い種族ではあったが人間と同等の知性を持つ彼らへの差別的行為は法律でも禁じられ、ほぼ平等な社会が築かれていた。そして、さらにその人間族や魔族達をサポートするのがガイザックと呼ばれるロボット族の仲間達だ。この皇国が急速発展したのには大きな理由があった。それは“グラヴィテーション・キネティクス”と呼ばれる“永久機関”の発見だ。これによりまさに電光石火のごとき勢力で超産業革命が巻き起こったのである。“グラヴィテーション・キネティクス”とは、地球自体がその創生期の時代から持つ“引力”により、その運動エネルギーを得て、電力を導き出すという画期的な機関である。またこれはガイザックと呼ばれるロボット族が形成される大きな要因でもあった。
ワーズペリア一族が巨大国家の主へ成り上がったのには、実は大きな秘密があった。それは“三つの不思議な石”によるもの。先代ワーズペリア二世が“何故か偶然に”手に入れてしまったのである。一つめの不思議な石は海深く沈んだ幻の文明「アトランティス」より持ち帰ったとされる「蒼き深海の石」。二つ目は冒険者によって地殻よりもマントルよりもマグマよりも奥深く、地球の中心地より持ち帰ったとされる「愛しき大地の石」。三つ目は大規模な太陽フレアの影響で太陽から飛び出し、隕石となり地球に落ちたとされる「眩き陽光の石」。天・地・海、三つの力が特別なバランスで相互作用する事で“永久機関”が可能となる。これらの“三つの不思議な石”はワーズペリア卿の住む宮殿の中心地“メナス”と呼ばれる機関へと装着され、そこから電線を通じて皇国全土へと電力が供給されているのだ。
しかし、その平和はワーズペリア卿に芽生えた“ある欲望”によって崩壊しようとしていた。それはまさに世界を“邪心”で覆い尽くす程の計画。やがてそれは“神の怒り”を呼び起こしたかのように大地を揺らし、その勢いは増すばかりであった。
それまで温厚だった魔族は本来の姿へと目覚め魔の軍勢と化し、力の均衡が崩れ主を失ったガイザック達もまた、頭脳とされる主機械が暴走し自らの意志によって同盟を築いた。世界を支配しようとする恐怖と絶望。三つ巴となった種族は新天地を目指すべく対立し、平和の大地は一夜にして戦乱の時代へと様変わりした。
人々はここを「反理想の幻影大地/ディストピアグラウンド」と呼んだ──
メンバーは神(俺)と目を開けた兵士1人と半開き兵士1人とネギと味噌と土鍋とカセットコンロ背負ったカモが二人
こんなチーム入りたい人いるのか
この世界には古来から人間族の他に魔族と呼ばれる種族が存在した。魔族と言ってもそれは古くからの血統の問題だけであり、確かに血の気の多い種族ではあったが人間と同等の知性を持つ彼らへの差別的行為は法律でも禁じられ、ほぼ平等な社会が築かれていた。そして、さらにその人間族や魔族達をサポートするのがガイザックと呼ばれるロボット族の仲間達だ。この皇国が急速発展したのには大きな理由があった。それは“グラヴィテーション・キネティクス”と呼ばれる“永久機関”の発見だ。これによりまさに電光石火のごとき勢力で超産業革命が巻き起こったのである。“グラヴィテーション・キネティクス”とは、地球自体がその創生期の時代から持つ“引力”により、その運動エネルギーを得て、電力を導き出すという画期的な機関である。またこれはガイザックと呼ばれるロボット族が形成される大きな要因でもあった。
ワーズペリア一族が巨大国家の主へ成り上がったのには、実は大きな秘密があった。それは“三つの不思議な石”によるもの。先代ワーズペリア二世が“何故か偶然に”手に入れてしまったのである。一つめの不思議な石は海深く沈んだ幻の文明「アトランティス」より持ち帰ったとされる「蒼き深海の石」。二つ目は冒険者によって地殻よりもマントルよりもマグマよりも奥深く、地球の中心地より持ち帰ったとされる「愛しき大地の石」。三つ目は大規模な太陽フレアの影響で太陽から飛び出し、隕石となり地球に落ちたとされる「眩き陽光の石」。天・地・海、三つの力が特別なバランスで相互作用する事で“永久機関”が可能となる。これらの“三つの不思議な石”はワーズペリア卿の住む宮殿の中心地“メナス”と呼ばれる機関へと装着され、そこから電線を通じて皇国全土へと電力が供給されているのだ。
しかし、その平和はワーズペリア卿に芽生えた“ある欲望”によって崩壊しようとしていた。それはまさに世界を“邪心”で覆い尽くす程の計画。やがてそれは“神の怒り”を呼び起こしたかのように大地を揺らし、その勢いは増すばかりであった。
それまで温厚だった魔族は本来の姿へと目覚め魔の軍勢と化し、力の均衡が崩れ主を失ったガイザック達もまた、頭脳とされる主機械が暴走し自らの意志によって同盟を築いた。世界を支配しようとする恐怖と絶望。三つ巴となった種族は新天地を目指すべく対立し、平和の大地は一夜にして戦乱の時代へと様変わりした。
人々はここを「反理想の幻影大地/ディストピアグラウンド」と呼んだ──
メンバーは神(俺)と目を開けた兵士1人と半開き兵士1人とネギと味噌と土鍋とカセットコンロ背負ったカモが二人
こんなチーム入りたい人いるのか